ちょっとサイトの趣旨とは全く違う内容のお話をしようかと思います。
タイトルそのまんまの「ブログ運営は儲かるのか？」です。
個人的にブログ運営をしていることもあって、
こういうサイトを作ってみようと思ったのですが、
このサイトに関しては全くブログからの収益を得るつもりはありませんが、
他のブログからは安定した収益を得ています。
そんな話をご紹介します。
目次
そもそもブログって何？
そうなんです。
個人的に私はブログとかブロガーという言い方は好きではありません。
ブログと言うのは「Weblog」という言葉から生まれた造語ですが、
「Weblog」という言葉のそもそもの意味は、
webとlog（履歴）という言葉を合成したweblogが原義で、これを縮めたのがblog。日記のように簡単に更新できるホームページのこと。ホームページも制作ソフトができ、作成は簡単になったものの、インターネットへのアップや更新には手間がかかる。ブログはISPなどが無料で提供するサービスが主流で、デザインなどには制約はあるが、簡単に書き込め、画像や音声もアップ可能。また、書かれたものに対してコメントができるコメント機能や、他のブログなどにリンクが簡単に張れるトラックバック機能がある。このため、米国では２００３年頃から、日本でも０４年頃から広がり始めた。総務省の調査では、０５年でブログ利用者は約３５０万人と推定している。
だそうです。
ぶっちゃけどうでもいいですね(笑)
まぁ、(ほぼ)毎日更新するタイプのホームページで、
日記的な利用を想定しインターネット上に公開するという感じでしょうか。
となると、このサイトはブログでしょうか。
ある意味で、この記事をUPしている部分はブログ形式でしょう。
毎日更新とまではいきませんが最新投稿が最初に来る形式です。
またサイト運営に利用しているWordPressも、
一般にブログシステムなんて言い方をしたりもします。
厳密にはCMS(Content Management System)ですので、
コンテンツ管理システムって事になります。
別にブログである必要はありませんし、
いわゆる静的なホームページ運用も可能です。
広い意味でブログがほぼホームページで、
適宜コンテンツを増やしていけるという事であればこれもブログです。
ですので、こういうホームページの事をここではブログとします。
ブログで何を情報発信するのか？
ブログを始めようと思ったきっかけというか、
行動するモチベーションはやっぱり「自分で稼げる」かなと思います。
会社に依存する事なく、自分自身が持っているサイトが、
こつこつと収益を上げてくれれば、自分が労務提供していない時も、
お金を生んでくれる。それはとても大きな魅力でした。
しかし、インターネットが一般に普及した時、
私は「自分には世に発信するような特技はない」そう思っていました。
ですので、ブログが騒がれるようになって始めた後発組になります。
当時からやってればもっと面白い事になっていただろうなと思います。
で、「自分には世に発信するような特技はない」と思っている自分が、
何を発信するのか？
発信したいものがあれば、いつでもブログは始められます。
目的がはっきりしますから。
その答え、実は「何でもいい」なんです。
今日食べたものをUPしている人もいるでしょう。
どうでもいい旦那の愚痴をUPする人もいるでしょう。
それも立派なブログです。
ただ誰も読みたいと思わなければ、無いも同じという世界。
それもまたブログです。
ですので「誰かの役に立つ（かもしれない）」という事が前提です。
今日食べたものの蓄積は、美味しい店の紹介になるでしょうし、
旦那の愚痴は、長い目で見て離婚をうまく進めるHowtoになるかもしれません。
発信する情報は元々、
全員が全く異なる生活をしている中で自分の日々の経験を、
次に経験した人が、その先にある問題や課題を、
事前に知って、対処しやすくなるような情報があると喜ばれます。
ですので「自分の今日の経験」こそが原資になります。
生きた(活きた)経験こそが、ブログのネタという事です。
儲かるネタは何か？
目的が儲けることとなると、何に着眼していくかは重要です。
それはキーワードによって広告単価が異なるからです。
どんな内容の情報でも、アクセスが多くてページビュー(PV)が稼げるなら、
サイトが扱う情報のジャンルの単価が安くてもなんとかなるでしょう。
しかしそれだけPVが生まれるキーワードが、
安い単価であることも少なく、
結果として多くの人が参入して似たブログが多く生まれてしまう事になります。
限られたPVを多くの人で奪い合って、
結果としてアクセスを集めにくい状況が生まれてしまいます。
後からブログを始めるには、厳しい状況になるのが見えています。
それでも単価が高いなら、PVが少なくても、
細々とは稼いでくれるので持っていても損のないブログにはなるでしょう。
やっぱり検索からの流入が多い(検索数が多い)けれど、
「検索しても結果がうまく表示されてこない」これが穴です。
自分がマニアックな検索をしている場合は別として、
検索数はあるのに、なぜか結果が意図したものが出てこない。
これは、まだそれを扱っているサイトが存在していない証拠です。
そういう意味ではマニアックな検索でも、
「それを扱っているサイトが存在していない」ことは分かりますが、
それでさらに検索数が多ければ独占状態になることができます。
ではGoogleの検索数の傾向を知るにはどうするか？
Googleはサイト運営者向けには検索数を知るツールを公開していません。
あくまでも自サイトが検索でどのくらい表示され、
どのくらいクリックしてアクセスが流入してきたかというデータが提供されます。
では検索数を知るツールがないかと言えば、あります。
広告主向けに公開されているツールで、
広告をWebサイトに配信する時に、
どのキーワードでどのくらいの単価を設定すれば適切かを知るツールです。
そうしたツールを活用して月間にこのキーワードで、
どのくらい検索されているのかを知る事ができます。
ブログは儲かるか？
大小はそれぞれあるでしょうけど、安定して儲かると思います。
ブログは記事の作成などの継続作業は必要であるとはいえ、
費やした後のコンテンツが収益を上げるという仕組みです。
記事の作成をしている時点では収益（労務費・給料）はありません。
自分のためにやっているだけなので当然です。
しかし、会社で働くこととの大きな違いは、
労務に対して対価ではないと言う事です。
会社で働く場合、せいぜいが8時間/日で20日/月の勤務で160時間。
ノー残業な会社は少ないでしょうから200時間としても、
限られた200時間に対しての月給という事になります。
しかしブログは24時間365日連続で動いています。（メンテナンス除く）
同じ、20万を稼ぐとき、200時間の時は時給1,000円が必要になります。
１日にすれば20日勤務で、10,000円/日ですね。
当たり前の給与のような気もしますが、実態は300時間労働とかがあって、
固定給なんて前時代的な会社もまだあるかもしれません。
では、20万をブログで生み出そうと思った時、
ここでは１ヶ月を28日としますが、24時間で672時間です。
さすがに、こんな勤務は人間にはできません。
時給に換算すると、297.61…円となります。
時給300円で24時間連続勤務の過酷環境にブログを置ければ、
それだけで20万/月の環境が構築できます。
なんか「できそうな気がする～」そう思いませんか。
広告のクリック率と単価は重要
広告のクリック単価は数円～数百円と幅がありますが、
概ね50円前後が一般的なところかなと思っています（私の場合）
300/50で、6回有効なクリックがされるブログならいい事になります。
ブログの広告クリック率が、0.5%前後(サイトによる)とすれば、
6/0.005=1200
24時間換算で、28,800PV/日という計算になります。
これ１つのサイトで実現しようと思うと結構大変で、
1万PV/日は一つの大きな目標値にもなるくらい難しい課題です。
ですが、3000PV/日程度なら、誰でも実現可能な範囲になってきます。
と言う事は、28800/3000=9.6
概ね10サイトを運営して、それぞれが3000PVを、
生み出す仕組みを構築すれば月20万を労務の影響を受けずに実現できます。
それは１つが5000PVだったり、
他が500PVだったりそれぞれあるでしょう。
また異様に単価が高いコンテンツのサイトも、
複数運営していると出てきます。
それでもトータルでバランスを見ていくと、そういう配分です。
日々の経験がPVを生み出すブログの可能性は無限
日々の経験をコツコツとブログにアップしていき、
その時に「こんなことで困った」で「こうやって切り抜けた」なんて、
他の人が直面した時に「切り抜ける方法」を提供する。
たぶん、サイト運営の基本だと思います。
それはゲームの攻略かもしれませんし、
法的な争いの解決方法かもしれません。
ただブログという上で見た時、
ゲームも法的な対策も、同じものと言えます。
それは「美味しい店」の紹介であっても同じです。
自分が今日体験したネガティブなものでも、
それを自分が対処して切り抜けたなら、それは誰かの役に立つ。
このサイトが役に立った！でもいいんです。
ずっと思っている事に、そんな日常をFacebookでシェアする。
これってすごく勿体ないと思うんです。
せっかくの体験・経験をすべてFacebookの利益にしてしまう行動です。
自分のサイトで紹介していれば、
１円でも自分に利益を生み出すかもしれないのに。
だから私は、Facebookなんかもやってますが、
基本的には自サイトのシェア程度にしか使いません。
メリットがありませんので。
そろそろFacebookを止めて、自分のブログで情報発信しませんか？
無料ブログでいいの？
無料ブログでブログを始めることはお勧めしないです。
やっていることがFacebookと同じですから。
無料ブログにはサービス提供側の広告が表示される場合が大半です。
自分のアカウントの広告を貼れるサービスもありますが、
一部に限られる場合が大半です。(数に制限があるなど)
そうした制約がないブログもありますが、
では独自ドメイン(当サイトの「話せる相手.com」)はどうなるか？
サービス提供側のドメインしか使えなかったり、
独自ドメインの利用はオプションだったりします。
「タダでブログを運営したい」このことだけに、
無料ブログの仕様やプランを調べて、どこにするかを選ぶのは、
非常に面倒で、私は無駄な時間だったなと思います。
最初から独自ドメイン＋レンタルサーバーで自サイトを運営するのが一番です。
ただ、無料ブログのドメインパワー(検索されやすくなる環境)を利用して、
スタートダッシュに利用する方法はアリだと思います。
それでも、将来的にはドメインを移して、
独自サイトの運用に切り替えていきたくなるのは目に見えています。
無料ブログ＋オプション(独自ドメイン)を活用したスタートから、
随時、レンタルサーバーに切り替えるのも一案ではあります。
ただ、お引越は大きなリスクと、面倒が付きまといますので、
過去の時間と蓄積を無駄にしかねないリスクは避けたいのが自分の意見です。
当サイトの運用では「話し相手」を提供するというサービスですが、
レンタルサーバーでブログを立ち上げたい。
そんな初めての事をちょっと背中を押してほしい。
そんなアプローチで声を掛けてもらってもいいのかなと思ったりします。
慣れてれば新しくサイトをオープンするのも数時間。
でも慣れてなければ、１週間とかかかる人もいるでしょう。
横に居て作業を見てるだけでも、たぶん「こうしたら？」とか、
アドバイスができることはあるんだろうなと思ったりします。
これもまた一つの経験と解決策ですよね。
私は大した経験はしていませんけども。
既にご経験のある方には私が教えて欲しいくらいなので、
誘わないで下さい。私が恥かくだけなんで(笑)